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小売業におけるFSPの実現
第1回「まず上位顧客からはじめよう」
第2回「セグメンテーション-その1」
RFS分析
カテゴリー分析
クロス分析
第3回「セグメンテーション-その2」
第4回「アクションプラン−データ分析に基づく施策」
第5回「アクションプラン−カードの運用に基づく施策」
最終回「アクションプラン−インセンティブ」

関連リンク
   

 


小売業におけるFSPの実現

顧客中心の企業戦略:第2回「セグメンテーション-その1」

今回がはじめての方はこちらからご覧ください。
 第1回「まず上位顧客からはじめよう」
 第2回「セグメンテーション−その1」
古林氏
FIT システムコンサルティング
古林 宏氏
まず初めに上位顧客からスタートすることで、上得意客を中心とした自店とのリレーションシップを強化する働き掛けや、上顧客に支持される商品の品ぞろえにすること、さらには上位顧客の競合店対策に取り組むことなどを通して、具体的なCRMの実践段階に入ることになります。そうすることで、結果として、自店を他社と明確に差別化をすることができ、ストアアイデンティティを確立しながら、収益構造の改善ができるようになるわけです。そのためには、自店の上位顧客とはどういう条件を満たす顧客なのかをまず明確にする必要があります。
 1.ワンツーワンの前にセグメンテーションを
いま、ワンツーワンマーケティングという言葉が流行語のようによく語られていますが、いきなりワンツーワンの仕組みに取り組むことが本当に正しいのでしょうか? 今やますます個性化してきた要望商品、限りなく多様化する顧客ニーズに対して、自社単独で全顧客の要望に完全対応するのは、商品でもサービスでも不可能なことだと思います。
'マスから個へ'と言いながら、やはりマスマーケティングの延長線上で全顧客対応を意図したプロダクトアウトのスタンスで考えているのではないでしょうか。まずは自社の目指す顧客ターゲット、自社が得意とする商材、サービスの対象顧客に的を絞り、そのターゲット顧客に対して、ワンツーワンの対応を提供することから始めていく必要があると考えます。ということで、ワンツーワンの前にまず自社が大切にする顧客のセグメントについて考えることとしましょう。

●セグメンテーションの方法
自社が目指す顧客ターゲットはマーケットイン(利用者ニーズ発想から)の観点から判断をするならば、現在、自社を支持している上位顧客がその方向性を表していると見ることができます。
では、上位顧客とはどのような人たちだと考えるのがよいのでしょうか? 換言すれば、どのような顧客を上位顧客とするのが自社の経営上のポジショニングから判断して、"あるべき対応"なのでしょうか。
それでは次に、上位顧客を何らかの基準に基づいてセグメンテーションする、そのようなグループ分けをするための幾つかの分析手法を考えてみましょう。


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